私の罪
初めての罪
抵抗をしようと試みても、ガッチリ頬を両手で押さえ込まれ、無遠慮に彼の舌が私の口の中に進入してくるため抵抗ができなかった。
彼の甘い舌づかいが更に私の顔を火照らせ、体温を上昇させた。
中学生のはずなのに、この子キスがうまい!と心の中で感心してしまった。
やっと唇が離れた。
はぁはぁと私は呼吸が荒くなっていた。
肩も大きく揺れ、心臓が先ほどにも増してドクドクとけたたましく鼓動していた。
遂に・・・恐れていたことが起きてしまった。
でも、これは・・・なんというか私からじゃなくて、事故であって、なんていうか・・・・。
色々と言い訳を探している自分がいた。罪から逃れる言い訳を・・・
「さくら?」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「大丈夫?」と彼は私の反応を見て楽しんでるようだった。
「りょう・・・」
「なに?」悪びれもなく彼が聞き返した。
「もう、ダメだから」
「えーーー!」
「とにかくちょっと落ち着いて」と言って飲み物に手を伸ばそうとしたらその手を彼に掴まれた。
「ちょっと!」
「さくらの手、ちっちゃくって可愛い〜」
そう言われて彼の大きな手でやさしくもてあそばれると私の平常心も徐々に奪われ、冷静な判断ができなくなってきた。
「りょう、お願いだから・・・」
彼は、私の手をぎゅっと握って嬉しそうな顔をしていた。
そして、「さくら好きだよ」と言ってきた。
「え?今、なんて・・・?」
「さくらのことが好き。さくらは?」
「わたしは・・・・」
少し逡巡してから「私もりょうのことが好きだよ」と俯き加減に力なく答えた。
「やった!」と言って彼が喜ぶと、嬉しそうにブンブンと握ってる私の手を振った。
「さくら〜」
そう言って彼は私をハグし、甘えてきた。
私は、目を閉じた。
目を閉じて、頭の中を整理した。
彼の甘い舌づかいが更に私の顔を火照らせ、体温を上昇させた。
中学生のはずなのに、この子キスがうまい!と心の中で感心してしまった。
やっと唇が離れた。
はぁはぁと私は呼吸が荒くなっていた。
肩も大きく揺れ、心臓が先ほどにも増してドクドクとけたたましく鼓動していた。
遂に・・・恐れていたことが起きてしまった。
でも、これは・・・なんというか私からじゃなくて、事故であって、なんていうか・・・・。
色々と言い訳を探している自分がいた。罪から逃れる言い訳を・・・
「さくら?」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「大丈夫?」と彼は私の反応を見て楽しんでるようだった。
「りょう・・・」
「なに?」悪びれもなく彼が聞き返した。
「もう、ダメだから」
「えーーー!」
「とにかくちょっと落ち着いて」と言って飲み物に手を伸ばそうとしたらその手を彼に掴まれた。
「ちょっと!」
「さくらの手、ちっちゃくって可愛い〜」
そう言われて彼の大きな手でやさしくもてあそばれると私の平常心も徐々に奪われ、冷静な判断ができなくなってきた。
「りょう、お願いだから・・・」
彼は、私の手をぎゅっと握って嬉しそうな顔をしていた。
そして、「さくら好きだよ」と言ってきた。
「え?今、なんて・・・?」
「さくらのことが好き。さくらは?」
「わたしは・・・・」
少し逡巡してから「私もりょうのことが好きだよ」と俯き加減に力なく答えた。
「やった!」と言って彼が喜ぶと、嬉しそうにブンブンと握ってる私の手を振った。
「さくら〜」
そう言って彼は私をハグし、甘えてきた。
私は、目を閉じた。
目を閉じて、頭の中を整理した。