初めてであった貴方に…
…ずっと片想いしてました…。
「いえ、大丈夫でしたか?
俺こそすいません、ぼーっと立ち止まったりなんかしてて。急ぎでしたよね、お怪我なくて良かったです。」
優しく声掛けてくれたあの日。
再会は
「これからお世話になります、実習生の相原怜也です。」
まさかの実習生?!そんな彼は私を覚えていてくれて……
授業でも、休み時間も、放課後も
どこかで私を見かける度に意地悪してきて
幾度となく告白してきたり…
「実習先のクラスに入ったら君がいた。
もう、ダメだって、嘘つけないやって。
だから俺といろ、一緒に。」
「俺のになれば?……つか、もう認めて俺のもんになれよ。」
強引なところも。
「よく頑張ったな?」
優しく褒めてくれるのも…。
「離さないって約束。お前だからするんだからな」
「ありがとう、ずっと一緒にいてくれて。」
初めて会った時からずっとあなたの虜でした。
この先もずっと私の事好きでいてくれますか?
高校生 川瀬仁梨×教育実習生 相原怜也