恋愛日和〜甘々とSに悩まされています!〜
要さんの言葉……俺の胸にだいぶ突き刺さった。
俺のせい……だよなぁなんて


……保健室であいつの顔を見ると、良く寝れているよう。
保健室の先生が俺に、


「相原くん、変わったなぁって思ったんだけど
誰かのこと心配するととことんついててあげるっていうのは変わらないんだね……?」


「先生?俺だって成長してるから笑笑
……俺授業中に倒れた所見ちゃったら…心配するに決まってるでしょ。」


「…あの子、相原くんの名前呼んでたよ?寝言かなにかかなって思って何も反応しなかったんだけど。つらそうな表情してたからさ」


……辛そうな…か。
俺が1人舞い上がって緊張して、連絡できないって、男としてダメだよなぁ、、、
先生になるんだからしっかりしないと……
その前に、川瀬さんの彼氏なんだから。


「ん、……あ、れ、……?」


「目覚めた?……良かったぁ…今は大丈夫?」



「せんせ…なんで、連絡……」


「ごめん、俺がどう送っていいか何話していいか分からなくなって……3日も放置して…すまん」


「ふふっ……。先生、そんなこと考えてたんだ
私ね、何気ない話とか……学校の話でも、授業でも……そんな事でいいよ?…授業の事でもほんとに嬉しい。付き合う話したのに、先生がほかの女子生徒と笑顔で話してるの、見せられたら……キツいよ…」


……川瀬さんがすごい悩んで、言わないでいてくれたんだって知った。
俺がいくら授業のことで他の生徒と話しても
何も反応しないと思ってた。ちがう、苦しんでたんだ。川瀬さんが俺の事見なくなったのは…そういう事だからなんだ……


「悪かった。……どうしても先生になるからさ
優しく笑顔って大事だと思うんだ。
……お前を苦しめるなら、程々にするよ」


寝不足で倒れた川瀬さんの、寝不足の原因は俺だった。……何気ないことでも話して欲しいって言う川瀬さんの為に俺はこれから毎日少しでも連絡しよう。
川瀬さんが喜ぶならそれがいいから……。
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