膨れっ面の花乃。
全く。頑固だよな。
「無理。
 じゃあな、また後で。」

「行かないもん。。。」

素直に返事をしない花乃には爆弾を落としてやる事にする。
まだ、言ってないから恐らく君は知らないだろうな。
まあ、驚かないで聞いてくれ。


「じゃ、俺が花乃の部屋に行くからいいよ。
 悪いけど花乃の部屋の鍵は花乃のお義母さんから預かってるから気にするな。
 内鍵なんか閉めたら同棲決定にするからな。」

「!?
 なんでいっくんがもってるの!?
 鍵、返してよ!!」

無理。
返す訳がない。
俺が持っている鍵は花乃のじゃないだろ?
所有者は別にいるってことで預かっておく。
腕時計を見ると始業時間の10分前。

「あ!もう、こんな時間だぞ!
 遅刻しても良いのか?
 早くどっちの部屋か決めろ。」


「………いっくんのへや……」  
「了解~」  



やっと決心がついたらしく俺の部屋に来ることを約束された。
そろそろ腕を解放してやるか。


どこの誰が何を花乃に吹聴したのか分からないが、ただじゃ済まさないぞ。



花乃。花乃以外、女に見えないんだよ。




全員、ドングリの背比べにしか見えない。
 



早く気付け。