幼なじみと恋愛講座をご一緒に。

仕事…終わっちゃったし行きたくないけど、いっくんの部屋に行くか。。。
はあとため息を一つ吐いたところでタイムリーの人から声がかかる。

「水野 花乃さんってあなたよね?」
「へえ!?…あっ…は、はい……」
「ふ~ん。やっぱり。
 何であなたが選ばれたのか分からないわ。
 ねぇ?永瀬さんとお付き合いしてるって本当なの?
 申し訳ないけど、信じられないのよね。
 その噂に信憑性がないのよ。
 永瀬さん、本人から聞いたことないし。
 私ね、仕事で良く彼と関わるけど一度もあなたの名前が出たことないの。」

なっ、なんて嫌みな言い方!!
この人って例の田代さん……だよね?

「……」
「私のパパがね、そろそろ結婚しろってうるさくて~
 パパにお願いしてお見合い相手は永瀬さんが良いって頼んでるの。
 だから、、、、分かるわよね?」
「へぇ?」
「あなた、そんなので永瀬さんの相手務まってるの?
 なんだか可哀想になってきたわ~」
「……いっ、いっくんには余計な噂話に耳を傾けるなと言われてますので…」
「永瀬さんはまるであなたの保護者ね。」
「……」
「ふふふ。
 これから宜しくね?花乃ちゃん?」



酷い!!
もお、許さないんだから!!




いっくんのばかあーーーー!!




絶交してやるーーーーーーー!!

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