最後にもう一度愛を...
第二章 過去の悪夢

消したい記憶



「おい、今夜は分かってんだろうな」


「...わかってます」


本当は嫌だ...

逃げたい...



「生理で1週間できなかったんだ」


口でさせてたじゃん…


「すみません...」


すみませんと言いながら

迫り来る手に耐えるために咄嗟に目を瞑る


バシッ



イタイ...





もうイヤ..



「今度ピル貰いに行ってこい」


えっ……?

私は咄嗟に顔を上げた


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