時間切れ
少しずつ新生活へ
しばらくして、篠原先生と陸が戻ってきた。
2人は、楽しそうに喋りながら玄関からリビングへ、
お茶を飲んで話しをしていた弘美と典子。
「ただいま! 先生に参考書とワーク買ってもらった! お弁当箱も買ってきたよ〜」
「ただいま戻りました。
イヤ〜参考書コーナーは、昔よりたくさんあって悩みました〜。
お弁当箱と、大きいハンカチと、弁当を入れる保冷バックと、味噌汁が保温できるランチジャーも買っちゃいました〜!ハハハ!」
「先生も、陸にもお茶淹れるから座って〜」