時間切れ

フレンチレストラン 安田


車は、お隣の市内に入っていた。

「これから行くレストランは、家族的なんだけど本格フレンチで看板を出してないレストランです。
俺の友人がオーナーシェフなんですよ〜」

「一也さんが連れて行ってくれるところは美味い店だから、嬉しいなぁ〜
人生初のフランス料理だ! 
でも、カタツムリは食べたくない!」

「ハハハ! エルカルゴね! 食べると貝みたいだよ〜
でも、今日は出ないと思うから安心して。」

「先生。 いつもありがとうございます。
私も、フランス料理なんて1回くらい独身の時にお友達と食べに行った以来です。」

「じゃあ、陸の入学祝いだから、
今日は、みんなで楽しく食事をしましょう!」

「「は〜い!」」

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