溺愛王子は地味子ちゃんを甘く誘惑する。

俺の癒し


なんだか乃愛にさけられている気がする。


一緒に昼メシを食った日から。


おはようと声をかけても、うつむきながらボソリと「おはよう」と言うだけで、目も合わせてくれない。


少し前までは目が合うことなんてなかったけれど、最近はちゃんと目を見て挨拶してくれていたのに。


俺、どこかで地雷踏んだか?


考えても思い当たる節はない。


嶺亜は、家ではなにも変わった様子はないと言っていたけど……。


「おい、シケた顔してんな」


なんとなく気分が乗らない状態で部活に出ていると、突然声をかけられた。
< 143 / 367 >

この作品をシェア

pagetop