「こんなこと聞いてもいいかしら?」
「何でもどうぞ、茉莉さんに隠し事なんてないですから。」
「ありがとう、あのね、奈保子さんご家族は?」
「・・・・・」
「ごめんなさい、変なこと聞いて、忘れてください。」
「いえ、いいんです。私、離婚して家を出て来たんです。離婚して北海道を離れて、一人でこの街に来たんです。ここで一人でやり直そうと思ってるんです。」
「・・・・・」