この狭い世界からはみ出さないようにしていた。

少しでも周りと違ったら悪になり

人の輪から外れないことが善となる。

馬鹿らしいと思いながらも

そんな世界の仕組みに抗えない自分が情けなくて

どうしようもなく惨めに思えた。

だからこそ

震えながらも世界の仕組みに抗う君に

とても興味が湧いた。

迷子になったわけでも

追い出されたわけでもなく

自分で望んで

自分の足で

『当たり前』という道から外れた君に

柄にもなく少しばかり

感動したりもしたんだ。

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