首元にナイフを突き立てろ
(
吉永 優
/著)
レビュー
突き立てられたナイフの感触
ーー 許してあげることが恋だとしたら、許してあげないことが愛だと思ってほしい。
ーー 許さなかったことが、彼女の愛で、一番、という言葉を使ったのが、彼の罪だったと思います。
切り取らせていただいたシーンの言葉と、あとがきでのヨシナガさまの言葉が、つよく、刺さりました。そして、それ以上の言葉がみつからない。
まさに、首元にナイフを突き立てられたような読後感がありました。
とても好きなおはなしです。
薫いちか
22/01/27 22:09
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