下肢に重たい感覚を感じながらカラダを起こす。
「寒い…」

私は慌てて自分の姿に驚愕し、眠気が吹き飛ばしてしまった。
「何で??何で何で…何も着てないの?」

「・・・目が覚めたか?」

聞き覚えのある低い声の主が私のカラダに昨日着ていた上着を被せてくれた。

「ありがとう…!!?」

振り返るとそこにはバスローブ姿の隼也さんが立っていた。


「此処は…?何処ですか?」

「俺の部屋だ…」

「えっ?」

「瑞希お前が合コンで撃沈して、飲み直してるバーで偶々遭遇して…仕方がなく…俺の部屋で介抱する羽目になって…」

隼也さんは私の恰好を見て、語尾を濁した。

「で・・・私達は…その…」

「まぁな…大体、迫って来たのはお前の方だ。お前の誘いについ乗ってしまった俺も悪いんだが…でも・・・まさか…お前が初めてとは…」

私の処女は隼也さんに奪われてしまった。