私は今緊張している瞬間ベストテンに入るんじゃないか? ってくらい緊張で手が震えている。
領さんがシャワーを浴びる音がやけに響いて聞こえる。
 領さんのベットの上に座り今日の出来事を思い返す。本当に夢じゃないのかと何度も確認してしまうほど夢のような出来事。

 いつの間にか彼女と別れていたなんて知らなかった。
 私はずっと自分は二番目の存在と思っていたところからすれ違いが始まっていたなんて想像も出来ない。確かに一ヶ月ぶりに会えてなんだか態度が甘くなったかな? とは思っていた。
私の事を好きなんて言ってくれるのは、ただの人間として好きって言ってくれているのかと思っていたから。好きって一言が聞けて嬉しかったから、それだけでも満足しているつもりだった。
 水族館でのジンクス、告白。
頭の思考回路が全く追いつかなかった。こんな幸せで大丈夫なのだろうか? いつかとんでもない罰を喰らうんじゃないかと思ってしまうほど嬉しい気持ちが隠せない。
 結局あの後私の顔も泣いて大変なことになっていたので領さんの家に帰ってきた。
 本当は夜の時間になると水族館がライトアップされるみたいだったが「また来ような」と領さんが言ってくれた。次の約束をしてくれるのがどれだけ嬉しい事か。ニヤニヤしながら今日の出来事を思い返していたら領さんがシャワーから戻ってきた。
 上半身は裸で水を飲みながらこっちへ向かってくる。
程よい筋肉で引き締まった身体、シャワーを浴びた後だからか少し熱っていて色気がダダ漏れだ。目のやり場に困る。