いつもと違う太陽の光の差し込み方に気がつき、目覚めると横にはあどけない少年のような、安心しきった顔でまだぐっすり眠っている領さん。
 私はそっと布団を抜け出し冷蔵庫から水を取り出しコクコクと喉を潤す。
 時刻を確認するとまだ朝の六時。
すっかり目も覚めてしまったので一人で朝風呂に行く事した。静かに部屋を出て大浴場へ向かう。まだ朝早いので大浴場は貸切状態だ。誰もいない事をいいことにバッと足を広げ大きいお風呂を満喫する。
朝日の光で入るお風呂も最高だ。

 最後に美肌効果のあるお風呂に入り、よく肌を潤してから大浴場を出る。身体の芯から温まりホッカホカだ。
 満喫しすぎて七時半になっていた。
領さんは基本休みの日でも七時頃には目が覚める。
少し早歩きで部屋に戻るとやはり領さんは起きていた。

「あ、領さんおはようございますっ」

「亜佑美……朝起きて隣に居ないとか焦るだろ」

「ごめんなさい、早く起きたら朝風呂しちゃいました」

「まあ、今日帰るしな、そろそろ朝食食べに行こうか?」

「ですねっ」