領さんにいつメールをしようかと悩みに悩んだがすぐにご飯に誘うのはがっついてると思われそうでなかなかメールを送れずに一週間が経ってしまった。
 メールを打とうとしては彼の横顔を思い出して胸がキュウキュウと締め付けられる。売っては消して、打っては消してを繰り返す。

(そろそろ送らないと逆に遅すぎる気もする……)

 意を決意して送信ボタンを押す。

"この前は本当にありがとうございました
今週末は暇ですか?よかったらご飯奢らせてください!"

(きゃーーー送っちゃったよ、どーしよー)

 もう私の脳内はパニック状態。ジッとしていられずベットの上でのたうち回る。

 返事はまだかまだかと携帯から手が離せないでいる自分。
 手にしていた携帯からピロンッと音が鳴り、心臓がバクンと跳ね上がるり、恐る恐るメールを開く。

"土曜日の夜なら暇だよ"

 メールの着信音が鳴るたびに心臓が跳ねる。
 いつぶりだろうか。メール一つでこんなにも胸が高鳴るのは。
 震える指で必死に返信を打つ。

"じゃあ土曜日の夜駅で待ち合わせましょう"

"いいよ、家まで迎えに行くから住所送って"

 なかなか鳴り止むことの無い心臓の音。
文字を打つ手が震える。急いで打ちたくて打ち間違えての連鎖。もう確信した。私は彼が好きなんだと。