愛しても、いいですか

ミッションコンプリート

カーテンの隙間から溢れる光が眩しくて目が覚めた。
身体を起こそうとすれば、キシキシ痛む。
何とか上半身を持ち上げるが、頭も痛い。

頭を抱えながら周りを見渡すと、そこは大石さんの家の自分の部屋だった。
サイドテーブルのデジタル時計が朝9時を告げていた。


ボーッとする頭で昨日の記憶を辿る。

…えーっと、昨日は加賀美さんの婚約パーティーがあって。そこでまさかの慎太郎と再会して、由紀とひたすら飲んで食べてしていたら大石さんが実はうちの会社の社長の息子で副社長だったってことが分かって…

それで…?
それで…帰る途中で2人組の男に捕まって、そこに大石さんが助けに来てくれたんだった。
で、私めちゃくちゃ泣いて、大石さんに抱き締められて、私も抱き締め返して…

…思い出して1人赤面する。
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