人気者のお兄ちゃんに紹介されたのは、



「初めまして! 西尾東馬です!」
「し……清水実玖です……」



私よりも「背が低い」先輩でした。




◇◇◇

168センチ
文武両道の学校のアイドル
西尾東馬
にしお とうま

×

171センチ
体型コンプレックス持ちの引っ込み思案
清水実玖
しみず みく

◇◇◇




昔から私の第一印象は、
「背高」「モデル」「細い」
の三点セット。

今まで、家族以外の人から
「可愛い」
なんて言われたことなかった。



でも、先輩だけは違って──



「わ~可愛い名前! よろしくね実玖ちゃん!」
「せっかく可愛い顔してるんだから、隠してたらもったいないよ?」
「笑った顔も可愛いね」
「あ、照れてるの? 可愛い~」



恥ずかしいくらいに「可愛い」を連呼してくる。



期待しちゃダメ。
お世辞だってわかってるのに──



「お世辞じゃないよ」
「実玖ちゃん、自分の魅力に気づいてないでしょ?」



そんな真っ直ぐな目で見つめないで下さい……
勘違いしちゃいます……



2021/2/27 執筆開始
2021/4/19 タイトル変更
(旧 その差、わずか三センチ。)
2021/6/30 完結

あらすじ

小学生の頃から容姿コンプレックスを抱えている実玖は、ある日兄の友人の東馬と出会う。

人付き合いが上手くて、ちょっぴり女慣れしている東馬に褒め言葉を連発され、最初は苦手意識を抱く実玖。

だけど、次第に彼の真っ直ぐで優しい性格に惹かれていって──。

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