ぼろぼろ零れてるさくらの涙を拭って、頬を撫でて──爆発しそうになってる心臓を必死に宥めて、ゆっくりゆっくりと頭の中で唱えながらさくらに顔を近づける。
嫌がられたらやめようなんて心づもりだってしてたのに、さくらは少し顔を上げて、ぎゅっと目を閉じたりしやがる。

──うあぁぁぁっ何だそれ⁉ 可愛すぎるだろ‼

ゆっくり、と思ってたはずなのに、俺はさくらの腰を思い切り引き寄せて、その勢いのまんまさくらにキスをした──ら、がちんって歯がぶつかって、さくらが「んっ」と声を上げた。

「ごごごごごめんっ痛かったか⁉」

慌てて身体を離してさくらの唇を確認したけど、血が出たりはしていない。良かった。
ほっと息をついた俺に、さくらが大丈夫、と恥ずかしそうに笑って、そんでまた少し顔を持ち上げた。

「もう一度、して?」

甘えるみたいな声で言われて、今度こそ何とかゆっくりと顔を近づけて──
ふにゃんっと。何だこれっ⁉ っと思わず目を開けて確認したくらい柔らかいさくらの唇に、俺は何度も何度も、キスをした。

「っ……ん……」

ちゅって、本当に音鳴るんだ、なんて思いながら、もう何回したか覚えてないキスを終わらせて顔を離したら、さくらがへにゃんと俺に寄り掛かって来た。

キスを、して。
さくらがかなり無防備な感じで寄り掛かってきて……
だから、こう、俺の身体に、さくらの柔らかいモノが押し付けられているわけで……

次のステップ(おさわり)──OK⁇