聖女マイラは、親友ナオミ令嬢の冒険者パーティーの雑用係。ある日、令嬢の冗談を彼女だけが笑わなかったという理由で追放される。令嬢の婚約者、エリック王子から聖女の称号も奪われ途方に暮れる。ナオミ達の狙いは国民に絶大な人気を誇るマイラから称号を奪い、ナオミは聖女、王子は聖女を妻とし兄の王太子を追い落とす事だった。マイラは行き倒れの黄金スライムに飴をやって助ける。一緒について行くスライム。オーガに襲われた、オーガスタス辺境伯と息子バイロンを救う。オーガ王クレイグ達とも契約し、辺境伯の館で世話になるマイラ。その頃、マイラを追放したパーティーは全滅。エリック王子も石化した。国王は石化解除を大教皇に頼むが、聖女の任命権を王子が勝手に侵害した事から激怒。全治癒者に石化解除を禁じてしまう。国王は愚鈍な王子を見限り、令嬢との婚約も破棄。加えて、王太子をナオミが呪詛した事が発覚。父親の公爵も逮捕され、使用人達も全て出て行く。逆恨みしたナオミは、マイラの居場所を突き止める。マイラは辺境伯の厚意で治療院を開院。領民の症状から地面の亀裂から発生するガスが原因だと突き止める。地熱も高く掘削すると温泉が出る。マイラはオーガ達と協力し、冒険者らの湯治場を作る。金運を呼ぶ黄金スライムと、イケメンで屈強なオーガ達のマッサージが女性客にも大人気。辺境伯の領地は華やかな温泉街になるが、そこへナオミの軍隊がくる。マイラを守るため辺境伯とクレイグ達オーガも共闘。マイラとナオミは魔法で戦うが、マイラが圧倒する。加えてマイラの癒し魔法でナオミの兵は戦意喪失。家族の元に帰りたいと全員降伏した。激怒したナオミは魔法でマイラを拘束。巨大な毒針を胸に打ち込む。だが間一髪、プーちゃんと名付けられた黄金スライムが、マイラを庇い瀕死になる。嘲うナオミを辺境伯とクレイグが広場の噴水に放り込み、取り抑える。マイラは秘薬をプーちゃんに口移しで飲ませる。すると光と共にプーちゃんの呪いが解け、アンブローズ王太子に戻る。ナオミは石王子と共に投獄され号泣しながらマイラに詫びる。マイラは、アンブローズ王太子、辺境伯父子、クレイグに溺愛されながら領地中の源泉を探す旅に出る。