縁は異なもの味なもの
アパート

4月上旬☆

あぁ〜明日は、前田さんの披露宴だ。

ドレスは大丈夫。髪は自分でアレンジして〜確か一流ホテルだったなぁ〜
翌日の15時からの披露宴は、設計室の全員が参列する。
なぜか私の隣は主任だった。

「立川、酒なんか注がなくて良いから、ホラ一流ホテルの料理をちゃんと食べないと下げられるぞ!」

「え、食べます! せっかくの一流ホテルのフレンチですから! 課長、ビールを注がずにすみません。
主任もすみませんが、食べさせていただきます。」

課長も主任も、クスクス笑っていた。
「立川さん、いつも頑張ってるからたくさん食べるんだよ〜。
前田さんが新婚旅行の間は助っ人無しで、ゴメンね。」

「ハイ。これを食べて頑張ります!ハハハ」

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