旦那様は征服者~帝編~
お仕置き
「あぁ……やっ…痛っ……!!」
「あっ、今日は綺麗についたね…?」
私の肩に帝の歯形がついた。

今日はきっとこのまま一晩中、帝の重たい愛を受け止めなければならない。
夕食なしだな。
でもそんなこと気にしてられない。
私が帝を怒らせたから━━━━

「あっ……やぁ…み、かど……ごめ…なさい………ゆるして…」
ベットの上に座った帝の上に、私が乗って繋がっている。
下から突きやぶられる程の、苦しい快感に身体が震える。
「紫織…
紫織は誰のモノ…?」
「やぁぁ……だめぇ…」
耳元で囁かられ、今度は耳たぶを噛まれた。
「誰の、モノ?」
「帝…帝のモノ……!」
「だよね…?なのに俺以外に触られるなんて、赦されないよ……」
「でも……す、ぐに…手…引っ込め…たよ」
「そうみたいだね…。
でも、俺が怒ってるのはちゃんと報告しなかったからだよ?
いつも言ってるよね?全て…どんな小さな事も報告しろって!
また監禁されて、ノイローゼになりたい?」
「それは…もう、嫌…!」
今の生活も辛いことあるが、監禁はもっと地獄だ。

「だったら……わかるよな…?」
「ごめ…なさい」
「俺はこんなに…紫織を愛してるのに……」
「私も帝が好き……」
自分から、帝にキスをした。

「フフ…可愛い……。
じゃあ今から普通に愛し合おうね……

一晩中…………」
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