【プロット】竜水晶の祠~人は神を救えるか~
登場人物

水晶玉を探す旅の一行

【水晶玉を探す旅の一行】

リィ
竜神の祠の巫女。
聖水を清めて祠に奉納する役目を持つ。
おとなしく、責任感が強い。度胸がある。
つらいことも1人で抱え込んでしまう傾向がある。
先祖はかつて竜神を封じた神官、リウス。
先祖代々、「竜神が暴走した時には、神殺しを以て鎮める」という重い使命を負っている。

ロウ
竜神。水を司る神。
本来は竜の姿をしているのだが、水晶玉が奪われ封印が解けた後は、天神から身を隠すために人の姿をしている。
どこか儚げな雰囲気のある、波打つようなふわふわの髪をした長身の男性。

彼が地上に存在し、心安らかであることで、大地に水が湧き、潤いが保たれる。
一方で感情が高ぶると、あらゆる水害を引き起こしてしまう。
その気になれば、島1つ沈めるくらいは造作もない。
過去に天神にさらわれ、天界へ囚われた時には、地上で深刻な水不足が発生している。

基本的に優しいが、天神に襲撃されたことで深く傷付いており、何かと怯えがち。
相手を傷つけたくないがゆえに、優柔不断なところがある。
祠に通いつめるリィの気配を覚えていたせいか、年上の男性と思えないほど、リィに懐いている。
リィと一緒に旅を続ける内に、彼女の芯の強さに惹かれ、自分の生き方を見直すようになる。


アーサー
竜神の祠がある村の青年。10代。
水晶玉を探すため、竜神とリィの仲間に加わった。
輝く大きな眼をしている。
村では、実直で正義感が強い性格を買われて、聖水を祠に届ける役目を任されていた。
窮地に陥っても、諦めない強さと冷静さがあるリーダー格。
年少者だが、旅の一団のまとめ役。


エリザ
竜神の祠がある村に住む、快活で勝ち気な少女。10代。
アーサーとは幼なじみ。
誰に対してもハッキリものを言える、無謀だが貴重な人。
祠の巫女として働くリィとは、これまであまり接点がなかったが、旅を続ける内に仲良くなる。
リィからは内心、そのさっぱりした性格や自由さをうらやましく思われている。


フリード
竜神の祠がある村に住む青年。20代男性。
朗らかで気安い性格。
つい最近まで、辺境警備のために村の外へ出ていた。
村人たちから「荒事に慣れている」と見込まれて、祠の賊退治に駆り出されたのだが、自分の意思でそのまま水晶玉探しの旅に加わる。
大陸の地理や情勢などに詳しい。


フウガ
古代学の学者。30代男性。
竜神伝説と、大陸の水没との関連を調べている。
調査のために、水晶玉を奪った盗賊団へ潜入していたこともあり、むさ苦しい格好をしてはいるが、研究に打ち込む熱い男。
竜神のことを聞き出そうとリィにつきまとった結果、リィの使命に感づく。天神との戦いでリィを助けられなかったことを悔いている。


レン
天神を封じている遺跡を管理する墓守。10代男性。
目付きが鋭く、表情に乏しい。
ほぼ無人の島で、獣や霊体を相手にしているせいか、無口で口下手、ぶっきらぼう。
先代の墓守に対しても憮然とした態度をとるが、内心では尊敬している。
天神の封印が破壊されたため、天神を止めようとするリィ達の仲間に加わる。


ホルス
先代の墓守。30代男性。
穏やかで落ち着いた性格。
レンに墓守の仕事を教えている時に獣に襲われ、レンをかばって負傷。
けがを理由に墓守を引退した。……はずなのだが、レンが心配なのか、こっそり家を抜け出しては、墓守の仕事を続けており、レンに見つかっては怒られている。
天神の封印が破られたことに責任を感じ、リィ達の旅に加わる。

< 1 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop