次の日の朝の食事中。
「フフ…みんなで食べるご飯はなんか美味しいね!」
「そうね!」
「柚、最近料理上手くなったな!」
「え?そう?」
「………」
「何?中也くん?」
「いや……」
「??」
「姫、昨日のこと覚えてる?」
「へ?」
「柚希ちゃん、昨日大翔のウイスキーをお茶と間違えて飲んだの」
「あー、そうでしたね…びっくりしちゃった(笑)」
「その後のこと、覚えてる?柚希」
中也が顔を窺うように、聞く。
「う~ん?全然!気づいたら、朝だった!」
「えーーーー!!」
みんながポカーンとしている。

「え?え?私、何かしたの?大翔!」
「いや…俺の口からは……」
「マジかよ……」
中也は引いている。
「姫、今後酒は絶対飲んじゃダメだからね!もし飲む時は、ここの人間がいる時だけだよ?」
「え?はい…」
「てか、柚希。大がいる時だけにしな!」
「え?うん、わかった!」
「それがいいね…あれはヤバいもんね。玄はまだよさそうに見えるけど、中也は理性保てそうにないしな!」
「うるせーよ、おっさん!」
「だってほんとのことだろ?」
「まぁ…確かに…」
あんな可愛い柚希が、傍にいたら理性なんてあっという間に崩壊するな……
と思う、中也だった。

ドンドンドン━━━━!!!!
「え?な、何…?怖い……」
今までの和やかな雰囲気を一掃する、音が響いた。
咄嗟に大翔にしがみつく、柚希。
「大丈夫…!俺がいる!」
「う、うん…」

「俺が行く!」
将大が、玄関へ。