そして今日は玄と公園デート日。

「お待たせしましたぁ」
「ううん。大丈夫だよ!ちょうだい!荷物」
「え?でも……」
「女性に荷物は持たせないよ!」
「玄さん…じゃあ…お願いします」
「フフ…で、姫の手はこっち!」
「え?」
「デートでしょ?手ぇ繋ごう!」
「はい…」


ゆっくり歩く。柚希の歩幅に合わせてくれる、玄。
「ごめんなさい…私、歩くの遅いですか?」
「ううん。天気よくて気持ちいいから、全然OK!」
「はい…でもよかった。お天気よくて……」
「だね!」

「ここの景色も綺麗ですねー」
「だねー気持ちいいなぁー。夜型だから、眩しい!」
「フフ…そうですよね!玄さん、綺麗~」
「え?」
「風に吹かれて、爽やかで…綺麗」
「ハハッ!綺麗なのは、姫!あんま可愛いこと言うなら、キスするよ?」
「え///?」
「……なんてね!」
「あー、またからかったぁ~」
「フフ…」
「酷いなぁ(笑)」
「弁当食べようか?」
「はい」

「気に入ってくれるといいんですが…」
パカッと弁当をあける。
「おっ!旨そう!」
「どうぞ?」
「じゃあいただきます!」
「………どうですか?」
「うん!旨い!」
「ほんとですか?」
「え?うん、ほんとだよ!美味しい!」
「フフ…」
「え?何?」
「今、食べたハンバーグ、人参入ってますよ?」
「は?まさか…」
玄は人参が苦手だ。
柚希は人参をすりおろし、ハンバーグに練り込んだのだ。
「フフ…」
「敵わないなぁ(笑)姫には…」
柚希が、堪えきれずに笑っている。
「ハハハッ…!やっと玄さんに仕返しできた(笑)」

「ねぇ?姫」
柚希の頬を撫でる、玄。
「え…」
「キスしたい……」
「だ、ダメです!それは!」
「じゃあ…また、ほっぺでいいから……」
「え━━━」
「これからも、よろしくね!姫」

結局最後は玄に持ってかれる、柚希だった。