「柚希」
「ん?何?響ちゃん」
「今、幸せ?」
「え?うん!とっても」
「そう…よかった」
「響ちゃん?どうしたの?」
「先週アイツから連絡きたの」
「え?小岩井さん?」
「うん…」
「どうして?」
「よりを戻したいって…」
「え…?でもあんなことしたのに?」
「うん…」
「響ちゃんはどうしたいの?」
響子の横に座って、頭を撫でながら柚希が言う。

「やっぱまだ忘れられないの…」
「そう…」
「でも、もうあんな思いは……。
柚希が羨ましい…大にあんなに愛されて」
「……私はいつでも響ちゃんの味方だよ。響ちゃんが嫌って言っても、放れない!
響ちゃんが小岩井さんを信じるなら、私も信じる。
自分の気持ちを大切にしてあげて?」
「やっぱ敵わないなぁ、柚希には」
「え?」
「大が柚希を放せない理由がわかる。ついでに中も」
「響ちゃんはとっても強いよ。それに綺麗。心も身体も。純粋で素敵。だから小岩井さんも忘れられないじゃないかな?」
「そう(笑)?照れるな///」
「フフ…可愛い!響ちゃん」
「可愛いのは、柚希でしょ?」
「え~絶対響ちゃんだよ?」
「フフ…」
「フフ…」
二人で笑い合う。

「もう一回だけ信じてみる」
「うん!」

「おい!何の話だよ!」
「なんか変な雰囲気だったよ!」
大中兄弟が、怪訝そうに話しかける。

「フフ…響ちゃんが可愛いって話」
「可愛いのは、柚希!」
「確かに可愛いのは、柚だな」
「まぁそうだね、柚希だな」

「なんか、ムカつくわね……」