「もう、顔見たからいいでしょ」

うるうると瞳を潤ませて俺を見続けている。

可愛すぎて押し倒したくなる。

「もう少し見ていたい」

「今日はもうだめ」

今日は?

「明日ならいいの?」

「そ、それはっ…」

雪はもごもごと口篭る。

「ぃぃょ」

声が小さくて何を言ったか聞こえない。

「なんて言ったの?」

もう一度聞き返す。