コンプレックスから始まる恋

募る想い、重なる偽り



「ただいま…」

おかえり〜とリビングから母が出てきた。


「楽しかった?」

「楽しかったよ…」


それにしては元気がないわね?とお母さんに言われる。

気づかれちゃうか…


「遊び疲れたのかも…これお土産…」

まあ!ありがとう!ってるんるん気分でリビングに戻っていった。


はあ…どうしよう…


「お姉ちゃん帰ってきたら相談かな…」

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「って感じなんだけど…」

う〜んと唸る遥。


「やっぱり話すしかないと思うよ。だって絶対言わないといけないときが来るんだよ?」


わかってる…わかってるけど…


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