むすんで、ひらいて、恋をして
呆然としていると、あらわになった私の額に、莉生が自分のおでこをこつんとぶつけた。



………しぬ。



「んー、熱はなさそうだけどな」



いーえ、瀕死の重傷。



倒れそう。



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