篤は言っていたように、
すぐにパチンコ屋で働き始めた。


そのパチンコ店は私達の住むアパートから徒歩3分の所にあるからか、
昼休憩は部屋に帰って来て私と昼食を食べる。


「なんか今日天気いいから、暑いよな」


今日も篤は昼休憩に帰って来て、私と一緒にエビピラフを食べている。


暦はもう4月になり、世間は新しい生活を始める人達で溢れている。


なんだかんだ、篤とのこの同棲も1ヶ月くらい経つ。

相変わらず、私は手を出されず、最近はキスすらもして貰えていない。


多分、一週間くらい。


まぁ、愛されている事は感じているんだけど。



「家で暇なら、ジムとか通え」


篤は毎日家に居る私に、とても気を使ってくれている。


今の私は、週に一度の精神病院の通院くらいしか用事がない。


「大丈夫。暇はしていないから。

花子は居るし。それに…」


最近の私は、そんな私の為に篤が加入してくれたサブスクで、
海外ドラマを観る事にハマっている。