私はそのままよろよろと立ち上がり、ドアを開けて外に出る。

 外階段を降りようとするけれど、目が回って降りることができない私は、手すりにすがるようにして階段に座り込む。
 
 ぐらぐらするのは頭だろうか、心だろうか、頬をぬぐった私の手に、真っ赤な血がついている。
―血って、真っ赤なんだなー
 そんなことをぼうっと考える。