LOVEDOUBT ホスト×女子高生






「安達さん?」


その声に、ハッと顔を上げた


一日の授業を終え、帰り支度をした私と麻耶と萌は、
帰る前にトイレに来ていた


だけど、私はトイレに行かずに、トイレの前で用を足す二人を待っている




「安達さん?」


再び私に声を掛けて来るのは、隣のクラスの今まで話した事もない子



そんな子が、私に一体何の用なのだろうか?




「安達さん、なんか校門の前にスッゴくカッコいい人来てて、
安達さんの事捜してるみたいだよ?」



「スッゴくカッコいい人・・・」


そう言われて、思い当たる人物は一人しか居ない


でも、まさか?




私は持っていた麻耶と萌の鞄をその子に渡し、
たまらず走り出した


「ごめん。その鞄麻耶達に渡してて!」



「え?あ、う、うん」

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