LOVEDOUBT ホスト×女子高生


ナツキは私の横の空いているスツールに、
腰を下ろした


 
「ホント、顔色良くなったみたいだし」


そう言って、また私の頬に触れる


だからか、また頬が熱くなってしまう


「うん、もう全然大丈夫‥‥」



「じゃあ、とりあえず行きますか」


そう言ってナツキは私の飲み終えたカフェオレのグラスを手にし立ち上がると、
歩いて出入り口付近の返却場にそれを置いた




「ちょっと待って」


私はそんなナツキの後を慌てて追うと



「行くって、どこに?」


自動ドアを先に出るナツキに追い付き、
横に並ぶ


女性として標準的な身長の私より、
頭1つ分高い位置にあるナツキのその顔を覗く




「とりあえず、俺の家でいいでしょ?」



「え?家?」



ナツキの家に今から行くの?

家って、それって‥‥‥


やっぱり、そう言う事なのかな‥‥



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