LOVEDOUBT ホスト×女子高生






「ほら、もっと声を出せよ」


松永先生は、後ろから私の中に入り腰を強く動かしている




松永先生の部屋の、暗い寝室



私の演技で出している声と、松永先生の荒くなった息


そして、肌と肌が当たる音と、ベッドの軋む音が響いている





断ったあの日以来、久し振りに松永先生の部屋に呼ばれた



今日は、素直に応じた



断った後に感じたあの恐怖を思うと、  
また断る勇気が出なかった

 


そして、私の中で大きくなって行っているナツキの存在を少しでも抑えて欲しいような気持ちがあったのかもしれない



松永先生とこんな風に歪み汚れた関係である私は、
ナツキを思ってはいけないのだと、今自分に言い聞かせている



そんな私がこれ以上ナツキを好きになれば、
彼まで汚してしまいそうで‥‥

  
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