碧天の下で、純白の球、夏に泣く。
緊急、不安

side 斗蒼



「日向くん、いますか?」


次の日の昼休み。
4限が長引いたから、
風早さんがわざわざ俺のクラスまで来てくれた。


「え、あれって、風早 御白?」
「超可愛いくね?ヤバい、俺タイプだわ。」
「日向くんと風早さん、いいよね〜私推し!」
「あ、うちもうちも!!」


‥あーもう。
風早さんが来てくれたからって、
騒がないで欲しい。


というか4限の授業遅らせた先生、
一生恨んでやる‥。


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