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存続が厳しい旅館業界。


代々続く父の会社を守るため
私は今日、誰かと結婚するらしい。






「楡屋敷さんだ。御挨拶しなさい」

「(に、にれ……やしき?これ本名?)」






「この結婚は、会社の利益のためと伺いました」

「そうとも、言えますね」

「ではこうしませんか?
なんとしても会社を大きく成長させ

三年以内に……私達、離婚しましょう」






・・・


父の会社の為ならなんだってできた。


何故なら私には、父の跡を
継がなければならない理由があるから。


けれどせめて
結婚くらいは自分の意志でできる。


そう、思っていた―――。



・・・


「もしも僕がキミを
離したくないと言ったら……

あなたはどうしますか?」



2021.05.02-



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あらすじ

今まで全ての自由を捨てて、父の会社の跡を継ぐべく努力を怠らなかった。けれど結婚くらいは自分の意志で出来るものだと、そう……思っていたのに。
お互いの会社のため、世間体のため、様々な"しがらみ"から出会った私達は、政略結婚という形で結ばれたけれど、そこに【三年以内】という期限を付けた。
何故なら私には私の夢があり、彼には彼の夢がある。そして何より私の旦那様には……どうやら長年の想い人がいるらしい。

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