私らと、ざまぁするぞ!〜冤罪で追放された令嬢に手を差し伸べたのは異世界の戦士たちでした。
転の巻 裁判で、ざまぁ?!

21.裁判大作戦!

♦︎♦︎♦︎







「さ、裁判!」

「わぁお!裁判で、ざまぁですかっ?!わあぁぁ!やったぁぁっ!」

「……」



何故か、一人で沸き上がったのは聖威だった。

両手の拳をグッと挙げて、「イェー!」と一人盛り上がって小踊りしている。

その反応をわかっていたのか、顔を引き攣らせながら、深くため息をつくのは竜樹様だった。



「ざまぁの鉄板、裁判!竜樹ちゃんもなかなか小粋な演出考えるねー!やった!やった!とうとう断罪ざまぁ実写版をこの目で生で見届けられる!」

「……」



ここにいる全員、唖然……。



「はあぁぁ……喜ぶと思ったよ。あぁ、思ったよ!……聖威!何度も言うが、ざまぁはそこら辺に置いておけ!」

竜樹様はうんざりとした様子で、頭を抱えて首を横に振る。

「置いておけるもんか!しっかりと目に焼き付けちゃる!イェー!」

「作戦だぞこれは!……特級犯罪人を捕まえる大ヤマの場面だぞコラァァッ!」



何故、そんなにざまぁを見たいのか。

小踊り始めてしまうほど喜ぶ聖威の内心は理解出来ず、唖然とするしかない。



「舞空、私が裁判でのセリフを考えてやる!」

「……」


何か、決めゼリフでもあるの?
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