どうしよう…。五十嵐くんと打ち解けられる日がくるとは…。いったいこの合宿の2日間でなにがあったんだろう?と頭をフル回転させたが疲れのほうが勝り眠りについた。


ーーー次の日…

どうやら明日から梅雨入りするらしい。お天気予報のお姉さんがそう言っていた。それを聞いたわたしは今、とある場所へと向かっている。

「あ!ねーね!」

わたしの姿を見つけるなり、小走りで駆け寄ってくる空くんを抱きしめた。

「空くん、こんにちは」

そう挨拶すると、ぎゅー!っと抱きしめる力を強める空くん。可愛すぎる。

「明日から雨みたいだから、今日はいっぱい遊ぼ」

空くんにそう言うと満面の笑みが返ってきた。

梅雨入り前の太陽はガンガンと紫外線攻撃してくる。でも、いっとき空くんと会えない遊べないと思うと寂しくなり、紫外線など気にしていられないと思った。

「ちょっと休憩しよっか?」

わたしと空くんはベンチに腰掛けた。