キミがいるから

理事長室

後を追われてるとは知らずに

私とはいうと

私「弥斗にぃー!」

弥斗にぃこと理事長に抱きついていた

弥斗「一葉、どうだったクラスは」

私「う〜ん。仲良くなれそうにない!」

暁「俺が忠告しといたけど手を出すかもしれないしな。」

女の逆恨みは怖い!って言うしね!

穏やかな学校生活を送りたかったのに〜

弥斗「まぁ、何かあったら直ぐに俺か春樹か暁に言うんだぞ」

私「うん!」

暁「なぁ、いつまで隠れてんの?
蒼樹、樹里、紡義」

3人「!?」

私「え!?」

紡義「気づいていたんですね」

暁「当たり前だ」

弥斗「お前ら…理事長室前で何してた」

怖いなぁ…2人とも

樹里「理事長の膝の上にいる子と仲がいいんですか?」

弥斗「まぁな」

蒼樹「…………お前」

私「?」

蒼樹「来い」

暁「……なんの真似だ。蒼樹」

蒼樹「そいつと二人で話したい」

暁「要件は?」

蒼樹「……」

私「…ねぇ」

蒼樹「?」

私「貴方の瞳とっても綺麗だね。」

蒼樹「!?」

弥斗「ゴホン…一葉、今日はもう帰りなさい」

私「え〜やだよ〜」

暁「………琥隆呼ぶから帰れ」

紡義「琥隆!?」

樹里「琥隆ってあの琥隆ですか!?」

暁「あ…」

弥斗「ばか…」

私「暁にぃのばか」

暁「そんなに言わなくても…」

弥斗「琥隆は一葉の兄だ。だから、手を出すなよ。特に蒼樹」

蒼樹「……はい」
< 9 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop