どうすれば良いの?

次の日も莉子は、沈んだ気持ちを隠しながらバイトを頑張った。
休憩時間に、古賀さんの事を、考えていた。

最初は、一目惚れだった。
古賀さんの爽やかな笑顔に惹かれた。
それからバイト仲間から古賀さんは地元の大学の農学部をでて卒業後青年海外協力隊として、南米で農業指導をしていた事を聞き、
更に人間性に惹かれた。

仕事は、フリーターの田中さんの方が出来るが、社員として努力している姿にますます惹かれた。

私には、凄くカッコ良く見えた。
7つも年上の古賀さん…
私がいくら告白しても拒否され、あっという間に彼女さんが出来てしまった。

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