どうすれば良いの?

田中さんが、事務所のドアをノックした。

コンコン
田中
「店長〜、古賀さん!莉子ちゃんを連れて来ました」

店長
「お久しぶり!加瀬さん!座って。」

航平
「元気だった? 久しぶりだな?」

莉子
「お久しぶりです。大学は落ちて浪人生になってしまいました! ハハ。」

店長
「そっかあ。予備校通いながらバイトするんだね」

莉子
「はい。土日祝をメインに平日も2日くらい入れると助かります…」

店長
「マジ! 土日シフトに入れる子は貴重なんだよ」

航平
「加瀬さん。日曜日に模試とかもあるでしょう?」

莉子
「はい。でも午後から入れたりすると思います…」


店長
「古賀くん。決まりだな!」

航平
「そうですね! ブランクだってそれ程ないですし」

店長
「加瀬さん。いつから入れる?」

莉子
「予備校の説明会が3/20にあるので、その日は休みを入れていただけるのなら、明日からでも大丈夫です。」


店長
「加瀬さん。古賀くんが3/15から仙台へ転勤でね。
今週も来週も古賀くんはマンション決めたり向こうの店長と引き継ぎとかで、行ったり来たりだから
明日からシフト入ってもらえると助かるんだけどな」


莉子
「はい。わかりました。制服とか…」

店長
「加瀬さんは、大学生になったら戻ると思って用意してあるから、大丈夫〜」

莉子
「え! 」

航平
「田中さんが、加瀬さんは絶対に復帰するからって言ってね。店長が用意したんだよ。」

莉子
「田中さんは、エスパーみたい。ふふふ。」

店長
「早速だけど、制服とネームと……〜〜………」


店長
「じゃあ、明日9時ね!古賀くんも朝からいるし、わからないことは、古賀くんに聞いてね!」

莉子
「はい。明日からまた宜しくお願いします。」

店長
「うん。宜しくね。」

航平
「ほんの少しの間だけど、宜しく〜」

莉子
「じゃあ、失礼します!」

店長、航平
「「お疲れ様!!」」

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