どうすれば良いの?
航平
「加瀬さん。急に誘ってゴメンな。
やっと今日の午前中に引っ越しの荷物を出してさ、明日の午前中に向こうへ行くからその前に会っておきたくてね。」

莉子
「いえ。大丈夫です。仙台の住む所はお店に近いんですか?」

航平
「う〜ん。車だと10分くらいかなぁ。
そうだ、マンションの住所教えておくな!
メールで、今送るわ。 ピロン〜送ったよ。」

莉子
「あ! きた。 仙台市〇〇区〜……
仙台は、大都市なんですよね?」


航平
「うん。駅前とか凄いよ。
俺が配属されたお店は、郊外店なんだけどね。」

莉子
「ゴールデンウィークに遊びに行って良いですか?」


航平
「俺は仕事あるから、丸一日遊べないかもしれないけど、牛タンでも一緒に食べに行こうか。」

莉子
「はい! 高速バスで行きます!」


航平
「うん。待ってるよ。」


莉子のケーキセットが運ばれてきて、ケーキを緊張しながら食べた。

ケーキを食べ終えて古賀さんがお会計をしてくれてコインパーキングに停めた車まで歩く。
< 31 / 410 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop