【完結】最高糖度のキミが好き

「今日は窓際座れるといいね! 天気もいいし!」



 そう言って歩く芽依菜ちゃんに、私は頷く。二つに束ねた黒髪がしっかり者な印象を受ける彼女とは、入学者説明会をきっかけに友達になった。



 高校に入って友達が出来るか不安だったけど出席番号順の座席も隣同士だし実験の班も一緒だからとても心強い。


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