【完結】最高糖度のキミが好き
俺のお弁当を作ってください






 その翌日。私は昇降口のベンチでお弁当を広げていた。今日のお昼は一人でだ。芽依菜ちゃんは真木くんが日直と言うことで手伝いに行っている。何となく人の多い食堂で食べる気にもなれなくて、お昼の場所を探し歩いていた私はここに辿り着いた。



 でも、なんだか箸が進まない。

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