【完結】最高糖度のキミが好き


「いちま……! ええええ?」



 中に入っていた金額に絶句した。これ、お年玉の金額だ。なにこれ、どうしよう、この金額。絶対におかしい。高級なフルコース料理とかの値段だ。でもそんなの作れない。明日のお弁当、何を作ればいいんだろう。というか、何で日野くんこんな金額をさらっと渡してきたの……?



 私は愕然とした気持ちになりながら、ただ茫然と金額のおかしな封筒を見つめていたのだった。
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