おーちゃんとのその後のふたりぐらしは、
甘くて、ふわふわしてて、

幸せすぎて……ちょっぴり怖い。


贅沢な悩みだなんて思っていたら、


「……梼原愛花って、お前?」


嫌な予感というものは
やっぱり当たってしまうらしい。


相変わらず背伸びをするわたし、18歳。
相変わらず大人なおーちゃん、25歳。


そして……


「へえ、健気で可愛いこと」


ベランダで煙草を片手に笑うのは、
304号室に引っ越してきた大学生、七瀬さん。


「年の差の分、
相手の見えない部分が存在するってことだよ」


彼からはなんだか、


「なにも知らないなんて、可哀想。
慰めてあげようか?」


危険な香りがする。







ねえ、おーちゃん。
わたし、不安になりたくないよ。


「愛花。……お前、
もう少し俺の女だって自覚、持った方がいいよ」


もっと、ぎゅっと、


「わからせてやるから。……おいで」


――わたしを掴まえてて。



*****



こちらは
『ふたりぐらし -マトリカリア 305号室-』
の続編となります



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純愛  同居  同棲  年の差  胸キュン  溺愛  甘々