.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.
第1章

真波君からの告白








昼の風があたり気持ちがいいお昼





私は校舎裏の花壇に呼び出された





クラスメイトの彼真波くんは私を見つめる





「朝日さん…ずっと前から好きでした…その…いつも笑顔で可愛い所も誰にでも優しいところも…その…一目惚れでした…良かったら僕と付き合ってください…」





彼のふわふわの栗色の髪の毛は風で少し揺れる





いつも見る可愛らしい笑顔で微笑んではくれない…





頬を少し赤くして熱い視線を私に向ける





そんな彼と瞳が合うと彼が本気なんだなとわかり





失礼のないように真剣に私も向き会う






人に気持ちを伝えることの難しさを知っているから…





でもその時…窓の上から人の声がして上を見上げる…




視界に入る




沢山の人達がいて一瞬で固まってしまう






全体的に見て彼が普段つるんでいる友達だ






クラスメイトの清楚な化粧をした綺麗な女の子やギャルの女の子





よく見ると他の女の子達も所々からこちらを覗いていて聞き耳を立てている





なんで集まって…

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