星のような君の隣にいたい。
第1章

出会い

「あっちい〜」


俺はこの坂が嫌いだ。学校に行くための道はただ1つ。この坂を登らなければならない。夏はコンクリートの反射で暑さが増す。


いっそこんな坂「なくなってしまえばいいのに・・・」

?「ハハッ相変わらず弱っちいな優希は」

「なんだよ 文句でもあんのか 翔」

「いーえなんでも」



こいつは幼なじみの翔。
翔は長身で俺よりも高い、だからかいつも上から目線に感じて腹が立つ。
だがまぁ仲のいいほうだ。

俺たちは同い年で高校2年生しかもずっと同じクラス。ん?仲がいいっていうより腐れ縁じゃないか?

まぁどうでもいいか。


「こんなにあちーのに授業とかふざけてんだろ!!」

「イライラがおさまんねー!」



俺は頭を抱えていた。
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