星のような君の隣にいたい。

お茶の時間

翔目線


優希を頭痛が襲ったあと俺達はカフェに入った。
俺はエスプレッソコーヒーを頼み優希はいつものようにお茶を頼んだ。

真城は今別で頼みに行ったが俺と優希は先に席に座る事にした。
角の席が空いていてそこで優希にソファー側に座るように言うと優希はこんな事を言い出した。



「ましろんをソファーに座らせるに決まってんだろ」


こいつはバカか。
俺は周りの迷惑にならないようイラつきを抑え小声で話をした。



「お前なぁ・・・いい加減にしろよ。
今この状況で体調がバレないようにするのと真城にソファー譲って倒れるのどっちがいいんだよ」



優希は少し驚いた顔をしていた。
俺がこんな事を言っていることに驚いていた。
俺は話を続けた。



「夏休みまで通うんだろ。なら体調管理くらいしっかりしろ」



優希は少し寂しそうな笑みを浮かべ「おう」と言ってソファーに座った。
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