最強の男からの溺愛
魔物との遭遇
5月も中頃になり、雨が増えてくる季節。
人間のストレスから出来る小さな魔物が湧いてくる季節だ。
「アンタも任務についてきたら?低級の任務だし、送迎の事務さん達と事務報告書用の観察したら?」
大方事務室での仕事も覚えてつまらないなと思っていた頃だった。
「いいんじゃないか」
担任も賛成するので、ついて行くことにした。
都内の小さな神社が今回の任務場所だ。
南雲は、戦闘態勢のポージングをとり、東條はバッドを取り出す。
魔力を込めるのは腕でも、足でも、また武器でもいい。
「このメガネを」
魔力が込められたメガネでかけると一時的に魔物と魔力を見ることができる。